症状
めまい・立ちくらみ・失神
めまい・立ちくらみ・失神は、耳や脳血管、神経、心臓などさまざまな病気にともなって起こることが知られています。
低血圧は、血圧が低下していることで、脳へ供給される血液が減少するためにさまざまな症状が起こります。とくに立ち上がる際に血圧が低下する起立性低血圧では、めまい、立ちくらみは80%以上にみられる症状です。重症の場合には失神することもあり、転倒や骨折の危険もあるなど注意が必要です。
このような症状は起立性調節障害でも起こることがあります。
この症状のQ&A
失神の原因を知る手がかり
めまい・立ちくらみ・失神の学術情報
どうすればいい? 原因不明の失神発作
海外の研究者のRuckman[*1]や Murdoch[*2]によると、15〜47%の人で成人になるまでに少なくとも1度は失神発作を経験するといわれています。とくに思春期において発症頻度は増加します。
突然死した小児の25%は失神発作の既往歴をもっているといわれ、失神発作を繰り返す患者さんは、心疾患などの重篤な基礎疾患をもっているおそれがあります。
一方で、高額な検査費用をかけても心疾患が発見される頻度は内科領域でも5%程度と報告されているように 、原因疾患を特定できないケースが多くみられます。このような失神をunexplained syncope(原因不明の失神)と称するようになり、近年、欧米での報告が急増しており、学会においても特集が組まれています。
[*1]Ruckman RN. Cardic cause of syncope. Pediatr Rev 1987; 9 : 101-108
[*2]Murdoch BD. Loss of consciousness in healthy South African men. S Afr Med J 1980; 57: 771-774











